2013年12月28日土曜日

自作PC:RAIDボリュームのライトバックキャッシュを有効にした

少しでも高速に。。。

RAID化の投稿をしているときに、
ライトバックキャッシュが無効になっているのに気づいた。
キャッシュからHDDに書き出す前に落ちるとデータが消える可能性があるが、
どうせテンポラリエリアなので良しとしよう。

・ライトバックキャッシュを有効にする
 インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーでデフォルトは無効になっている

 有効に切り替えると、確認メッセージが表示される。
 「はい」で進める

 有効に切り替わった。
 これで、ライトスルーからライトバックに変更された。

体感的には実感が無いな~^^;


2013年12月27日金曜日

自作PC:ASUS P8H77-VでWin7起動後のRAID化

OS起動後にストライピングに変更する手順を纏めました。

ASUS P8H77-VにはオンボードRAIDがある。
HDDも500GBが2台あり折角なのでストライピングにして
さらにシステムを高速化したい!

早速、BIOSでSATAの動作モードをIDEからRAIDに変更。

すると、どうしたことかブルー画面。。。あちゃ~(T_T)

AHCIモードにしても、同じでした。。。(T_T)

IDEに戻して、ググってみると、
WinOSをインストールするときにRAIDドライバをインストールするようだ。。。
今更、再インストールなんてしたくない(T_T)

更に、インストール後の情報をググってみると、
後付でドライバをインストールする「SATAモード変更支援ツール」を
見つけることができました。ありがとうございます。
http://www.mercury.sannet.ne.jp/moonsault/satamodetool/index.html

以下、AHCI、RAIDで起動した手順を纏めておきます。
全て管理者権限を持つユーザで実行します。

ちなみに、作業前のスコアです。プライマリハードディスク:7.5

1.作業準備
1.1.ドライバをダウンロードして解凍する。
 Intel_Rapid_V11101006_V11501207_XPWin7_8.zip
 ドライバは
 \Intel_Rapid_V11101006_V11501207_XPWin7_8\Driver\Win7_XP\64bit
 を使用します。
1.2.ツールを起動します。

2.AHCIモード
2.1.ドライバのインストール
 「INFファイルを指定してAHCI・RAIDドライバをインストール」をクリック
 確認メッセージが表示されます。

 「iaAHCI.inf」を指定する

 完了メッセージの表示、「閉じる」でリブート


2.2.AHCIを有効にする
 「標準AHCIドライバを有効にする」をクリック

 有効化の確認メッセージの表示、「はい」で進める

 完了メッセージの表示、「閉じる」でリブート

2.3.BIOSの設定
 詳細メニューのSATA設定で動作モードをAHCIに変更します。

 設定を保存してリブート
 起動後に状況確認、AHCIが有効になっている

 起動後のスコアです。プライマリハードディスク:7.9


3.RAIDモード
3.1.ドライバのインストール
 「INFファイルを指定してAHCI・RAIDドライバをインストール」をクリック

 「iaStor.inf」を指定する

 完了メッセージの表示、「閉じる」でリブート

3.2.インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーのインストール
 インストーラは
 \Intel_Rapid_V11101006_V11501207_XPWin7_8\Install\Others\setup.exe
 を使用します。

 完了メッセージの表示、「完了」でリブート

3.3.RAIDを有効にする
 「標準RAIDドライバを有効にする」をクリック

 有効化の確認メッセージの表示、「はい」で進める

 完了メッセージの表示、「閉じる」でリブート

3.4.BIOSの設定
 詳細メニューのSATA設定で動作モードをRAIDに変更します。

 設定を保存してリブート
 起動後に状況確認、RAIDが有効になっている

3.5.RAIDの構成
 500GBのHDD2機をストライピング(RAID0)で構成する。

 この構成方法が曲者です。マニュアルには構成方法が記載されていません。
 これは、先程インストールした「インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー」
 を使って行います。メニューにある「インテル・コントロール・センター」を起動して
 アプリケーションから選択します。
 ※ネットをググると、ブート中に[Ctrl]+[i]して設定画面に入るとの記述がありますが、
  構成が完了するまでは有効になりません。

 ボリュームタイプを選択します

 ボリュームの設定で、名前、HDDの選択などを指定します

 最終確認画面です。「ボリューム作成」でRAID化が実行されます。

 完了メッセージの表示、「OK」でリブート

 再起動後の状態です。ストライピング構成になりました。

 エラーもありません

3.6.パーティションの作成
 パーティションは「コンピュータの管理」から行います。
 起動すると「ディスクの初期化」画面が表示されました。

 「ディスク2」として認識されています。

 右クリックから「新しいシンプルボリューム」を選択すると、
 ウィザードが始まります。

 作成後の状態です。

 エクスプローラーからもしっかり見えるようになりました。完成!!

 リブート中に[Ctrl]+[i]してみました。GUIの方が見やすいですね。

 起動後のスコアです。プライマリハードディスク:7.9
 変わりませんね^^;
 何らかオプションで調整すれば速くなるかな???

3.7.ページファイルとテンプ領域に割当てる
 高速だが信頼性が無いドライブなので、
 定石通り「ページファイル」と「テンプ領域」に割当てました。

 1TBも必要ないですね。。。^^;

以上で無事終了です。

2013年11月24日日曜日

自作PC:Intel Data Migration Software エラー対策

PCが陳腐化したので久々に作りなおした。
色々検討している中で、
システムドライブをHDDからSSDにすると
高速かつ静かになるので、これを採用した。

SSDはIntel 335 Series 180GBを選択した。
現行PCが500GBの内、90GB程度の使用量なので十分である。
Intel製品を選択したのは、データ移行ソフトを使用して
簡単にSSDをシステムドライブに換装できるとネットで評判だったから。。。

でも、世の中そんなに甘くはありませんでした。
原因を表示しないエラーメッセージに悪戦苦闘(T_T)

やっとのことでエラーを回避して換装に成功しましたので、
私がどのように対処したのかを纏めました。
同じような問題を抱えて困っている方の参考になれば幸いです。

1.SSDを接続
 SSDは6Gb/sのSATAインタフェースだが、
 PCには3Gb/sのSATAインタフェースしか無い(*_*;
 ちょいと焦りましたが、ちゃんと対応していました。
 パネルを開きっぱなしで、
 電源とインタフェースケーブルを繋いでちゃんと認識。

2.移行ツールでクローニング開始
 早速、ダウンロードサイトから
 IDMS_15056_ja-JP.exe バージョン2.0
 をダウンロードして、
 システムドライブであるCドライブを
 SSDを認識したドライブにクローニングを開始!
 ウィザード通りに順調に進められました。

3.実行時エラー発生!
 「→開始」ボタンを押してすぐ、
 「処理が失敗しました。」なる
 冷たいエラーメッセージが表示されました(T_T)

 何が悪いのか原因も示されません。。。
 お薦め通りが悪のかと、手動でやっても同じ。
 あれこれ、パラメタを設定しても同じ。。疲れた。

4.ネットを検索してみる
 購入前には一度も目に止まりませんでしたが。。。
 「Intel Data Migration Software エラー」で検索すると
 出るわ出るわ、皆さん苦労されているみたい(^_^;)
 その中で、気になる情報が有りました。

 データの移行に関するよくある質問
 http://www.intel.com/jp/support/ssdc/hpssd/sb/cs-034081.htm
 この中に次の記述がありました。
Operation Failed (実行エラー) メッセージが表示されるのはどうしてですか?
実行エラーには様々な原因が考えられます。原因の一つには、Intel Data Migration Software がパーティションのファイルシステムを認識できないことが挙げられます。この問題は独自のファイルシステムで生じる場合がありますが、そのファイルシステムにエラーがある場合にも生じます。ソフトウェアを終了してから、ファイルシステムの修復を試みてください。 
ドライブエラーのスキャンと修復は、どのように行いますか?
ドライブ上のすべてのパーティションで以下の手順を実施してから、もう一度 Intel Data Migration Software ツールを試してください。それでも Operation Failed (実行エラー) メッセージが表示される場合には、問題を解析するために、お使いのプラットフォームのシステムレポートをサポート担当者に提出してください。
 ここから、実行時エラーの原因は
 1)何らかのエラーがあるかも
 2)容量は60GBだが使用エリアは180GB以上のエリアに散らばっているかも
 という2点が想像されました。

5.エラーチェックと最適化(デフラグ)
 上記サイトに従って、まずCドライブのエラーチェックをしました。
 [ファイル システム エラー を自動的に修復する] チェックボックスを
 選択するのがミソです。

 続いてCドライブを最適化(デフラグ)を実行しました。
 これには2時間くらかかったでしょうか。。。イライラしました(^_^;)

6.「実行エラー」回避できた!
 気を取り直して、再度Data Migration Softwareを実行です。
 ウィザード通りに進めて、「→開始」をクリックすると。
 出た~~~!!再起動のメッセージ(^O^)v

7.クローニング
 再起動すると、クローニング画面に遷移して順調に進みます。
 完了メッセージが表示され「シャットダウン」です。

8.ブートエラー発生!
 CドライブのHDDからコネクタを外して、
 SSDがCドライブになるようにBIOS設定を行って起動!
 すると、「起動システムが見つからない!」と怒られた。。。(T_T)

 SSDへのデータ移行ができたと思ったら、
 次はブートエラーかい!!どうなっとんじゃい(●`ε´●)

9.オペレーティングシステムの表示を外してみる
 システムのプロパティの詳細設定に
 「オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」
 がある。このオプションをオフにしてみた。

 再度、移行ツールでクローニングを行ってSSDに書き込む。
 期待して起動してみたが、状況は変わらない。

10.コンピュータの修復で解決!
 ブートに関わることでは、
 Linuxをブートセレクタで選択して使っていた。
 アンインストールしていたが、これが原因かもしれない。
 どうしたら元に戻るかと考え、結局「修復」してみようと思い至った。

 SSD以外のドライブのコネクタを全て外して、
 Windows7のDVDからブートする。
 インストールメニューの下にある「コンピュータを修復する」を選択

 システム回復オプションから、
 「Windowsの起動に伴う問題の修復用の回復ツールを使用します。・・・」
 を選択して「次へ」を押して暫し待つ。
 「スタートアップ オプションに問題が見つかりました。」
 とのこと!期待を持って「修復して再起動する」を選択。

 来た~~~!!Windows7の起動ロゴ(^O^)v
 さすがに疲れました。でも、起動して良かった。